新しいことをやる必要はないです。
まずは真似してください!
こんなことをよくお話しします。
音楽や芸術がそうであるように、新しく生み出される音楽や芸術は長い歴史の中では、過去の影響を必ず受けています。
映画でも小説でもそう。
ヒットする音楽でもそう。
漫画でもそうなのです。
これは「模倣している」という意味ではなく、インスピレーションを受けて、良い意味で新たな作品に「昇華している」ということなのです。
昇華:一段上の状態になること、他の形に変化すること
つまり、他の人の作品に感化され、そこから別の肉付けを行い、自分流に仕上げれば良いということなのです。
ブランディングやマーケティングの世界でも一緒です。
案外業績が突然良くなった会社をリサーチすると、全然違う業界でやっていた取り組みを自社流に昇華し、結果に繋げているような事例がたくさんあります。
当社でも一緒なのです。
600社以上の顧客の事例を保有しますし、さらに社内のストックでは2000社以上の事例をデータベースに保管しています。
例えば、製造メーカーで効果のあった手法をIT企業で展開すると、あらあら、すごい効果が!
コンサルティング会社で効果のあった手法を金融機関で展開すると、あらあら、すごい効果が!
これを弊社では以下のように呼びます。
Reapply(リアプライ)
Re-Apply(Reapply=最適⽤)
ゼロから考えるのではなく、他業種、他分野な どの既出の仕組みから触発され頭の中の科学反応を起こすこと
つまり、他社の事例を見て、頭の中の化学反応を起こして、自社風で取り組んでみることなのです。
これやりやすくないですか?
成功例のテンプレに沿ってまずは行動してみるだけなんです。
非広告クラブの手法の中はできる限り「なぞればまずは大丈夫」というものばかりです。
しかも、どのような業種でも適用可能なものばかりです。
ゼロから新しいことを考えるって非常に難しいです。
芸術がそうであったように、まずは「真似」からはじめませんか?